タミフルは日本で発売され服用後、異常行動で亡くなられた方が多く話題になりました。タミフルが原因かは不明ですが、海外ではそれほど問題視されていないようです。なぜ、日本人にだけ多く異常行動が見られるのでしょうか。その関連性が気になるところです。

タミフルの製薬会社は?

タミフルは、オセルタミビルリン酸塩を主成分とする世界初の抗インフルエンザ経口治療薬であり、発症後48時間以内に投与すればインフルエンザウイルスA型とB型に対して有効である事が確認されています。しかし、インフルエンザウイルスC型に対しての有効性は認められていないのが現状です。
オセルタミビルは、八角やスターアニスと呼ばれるトウシキミの実を10回化学反応させて化学合成されています。
タミフルの製薬会社は、スイスのバゼルに本社を置くエフ・ホフマン・ラ・ロッシュ社であり、アメリカのラムズフェルト元国防長官が深く関与する世界第2位の大手バイオ製薬会社であるギリアド・サイエンシズ社が取得した抗インフルエンザ薬タミフルの世界独占特許権を2016年まで取得し製造専売しています。
日本国内では、エフ・ホフマン・ラ・ロッシュ社の日本現地法人であった日本ロッシュ社が、株式公開買い付けを経て中外製薬の株式の約62%弱を取得し、中外製薬を子会社化しタミフルの国内販売を行っています。
1896年に創業したロッシュ社は、ビタミン剤の製造販売で知られる様になり、後にクロルジアゼポキシドやジアゼパムなどの製造販売で大きな利益をあげ、現在の地位を確固たるものにしています。
ジアゼパムは、世界保健機関WHOの必須医薬品の一つに認定され、主に抗不安薬、抗けいれん薬、催眠鎮静薬として用いられ、1960年代よりアメリカではバルビツール酸系薬の代替物ベンゾジアゼピン系の化合物として1番多く処方されていましたが、1980年代初頭より徐々に処方されなくなっています。
ロッシュ社では、副作用個別症例の因果関係評価が長期にわたり行われておらず、薬剤安全性報告システムに欠陥があるとして、ヨーロッパ医薬品庁の調査を受けた経緯のある会社でもあります。